ふと、浪人時代のことを思い出した。
医療系の大学に行きたかったのだけど、それに伴う勉強をしてこなかったんです。
「よっぽど勉強しないと大学なんて入れない」
というプレッシャーから、勉強以外の好きなことはすべて排除。
周りの人よりも努力しなければ、と常に焦っていました。
その焦りは受験まで続きました。
結局、すべてに落ちてしまった…。
これからどうすればいいのか、パニックになりました。
でも運良く、それと同時に「一からやり直そう、結果はどうでもいいや」という気持ちが生まれ、心が落ち着いたんです。
本当に基礎からやり直しました。
英単語を暗記する、数学の基本問題を解く…。
それから、勉強したことが頭にちゃんと入ってくることを経験。
入試も落ち着いて取り組むことができ、無事に合格することができた。
心が焦っている状態では何も形にならないことを痛感した出来事でした。
何をするにも、まずは落ち着いた心からスタートすること。
それが重要です。