UFOキャッチャーでとった、リモコンで操作するロボット。
ロボット同士を対決させようとしたけど…
はじめは右の怪獣だけだったんです。
せっかくだったら、もう一体とったら対決ができる。
そう子供に言われて、ロボットタイプを獲得。
いざ対決!
のはずだったのですが、一つのリモコンを操作すると二台同じ動きになってしまう…。
リモコンの周波数が同じだったんです。
普通、ラジコンは周波数がかち合わないように、切り替え機能があります。
ですが、このオモチャにはありませんでした。
せっかく違うリモコン(発信機)があるのに、同じ行動をしちゃうなら、対決やバラバラに動かして遊べない。
残念な結果になっちゃいました。
人間の行動の本質
でも、今回のことを通して、人間の行動の本質について考えることができました。
人間の動きを司っているのは、脳。
もっと細かくみれば、脳内の電気信号です。
単なる身体の動きなら、単純な電気信号のやり取りですが、
人間は、考える生き物。
一人ひとりの考えがまったく違います。
それは、脳内の電気信号が通る回路が違うから。
それにより、人それぞれ違った考え、違った行動をするようになっている。
違う行動をすることで、より創造的な物や環境をつくっていくことができるように進化したのですね。
みんな同じ行動をしたら、創造は生まれませんので。
バラバラな考え、動きの問題点
人間は、それぞれ違った考え、違った行動をします。
ですが、それが課題をつくるものでもあったんです。
その課題とは、集団をまとめることが難しいということです。
ですので、暴力や権力、財力を使い人々を統制してきた歴史があったんです。
統制が強すぎると、それを破壊する動きがうまれ、その秩序は崩壊。
また別の統制方法で人たちをまとめてきたんですね。
まとめ
生物は、おのおのがバラバラな行動をすることで、創造性ある生き方ができる。
ですが、人間のように高度な生物は集団をつくり環境を変化させ、より進化した生活を送る。
そこで必要になるのは、バラバラの動きを統制する力。
その力が時代が進むに連れて、きつくなる。
そして、今までの力の統制が終わり、次なる力の統制時代へ。
と、人類はこのような繰り返しをしてきました。
もう、そろそろこの流れを変えるときにきているのではないか。
そう今回、リモコン・ロボットを通し気付きました。