実家で産業革命が起こっていました

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ぼくの実家は、代々農家でした。

祖父の代まで、みんな専業農家。

 

父の代で兼業になりました。

祖父が「これからの時代は、農業だけでは食べていけない」とわかり、父が専業農家になろうとした方向性をストップさせたそうです。

 

父は、その教えを守り、勤めながら祖父と共に農業を続けていました。

ですが、祖父が68歳で急逝してしまう。

 

それからというもの、ほとんど一人で実家の田んぼや畑を守っていくことに。

会社に勤めながらの作業でしたので、自然と効率化をはかるため、機械化を進めていきました。

 

写真の籾(もみがら)を乾燥する機械も当時は個人で導入している家はありませんでした。

それまでは、自然乾燥ですので、田んぼに稲を干す作業を最低2人で行っていたんです。

 

うちの農業の歴史を振り返ってみると、父の代でほとんどの作業が機械化されていたんです。

まさしく、うちの実家で産業革命が起こっていたんです。

 

ぼくの代では、先祖に申し訳ないのですが、畑などは縮小しています。

ですが、田んぼは続けようと思っています。

 

他に仕事をしていても、田んぼ作業ができる。

それは、父が機械化を進めてくれたおかげです。

 

次のぼくの代で、まずできることは、産業革命からAI革命

ドローンに肥料を撒かせ、無人田植え機や無人コンバインで稲を収穫する。

 

人間は、機械のメンテナンスとスタンバイをするだけで、あとはAIがやってくれる。

それには、高価な機械を購入しなければいけないという課題がありますが、

もっと研究が進み、普及が進めば、うちも自動化ができるかも。

 
以下の記事も、いまの農業技術が詳しく学べて面白かったですよ。

 
AIがうまい米を作った!~“農業革命”最前線~(クローズアップ現代の記事)

 
そして、AI革命と同時に進めるのが、認識革命

今までも自分と自然は繋がっているという認識はありましたが、もっと深みを持たせていく。

 
人間の認識をゼロ化して、自然のメカニズムそのものから稲をみる。

本当に稲が望む環境がどんなものかを理解し、その環境を整えていく。

 
そうすることにより、稲の可能性をさらに引き出していく。

 
ぼくの代で、実家の農業にAI革命と認識革命を起こす。

そんな目標ができました。

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