まさか、自分が結婚して、人の親になるなんてイメージできませんでした。
ぼくは、むかし本当に自分に自信がなくて、
自分が思う満足できる状態になるまでは結婚はできないと思っていたんです。
それは、一見正しいように思えます。
でも、自分の観点だけの世界の話ですよね。
結婚は、一人ではできない。
必ずパートナーが必要です。
自分の観点だけでなく、相手の観点にもなること。
でも、それがなかなかできない。
なぜなら、相手の観点になったと思っても、自分の観点からみた、相手の観点だからです。
もっと、わかりやすくいうと、ぼくの世界を写しだすVRメガネをかけたまま相手の世界をみようとしている状態。
これでは、難しいですよね。
まずは、自分がつけているVRメガネをはずすこと。
それには、新しい技術が必要でした。
ぼくは、この技術で
相手の世界がわかるようになり。
二人でつくっていく世界をイメージすることができたんです。
そして、相手ともわかり合えるようになり、結婚ができました。
もちろん、結婚生活は楽しいことばかりではありません。
辛いここも、悲しいこともあります。
でも、「今ここが幸せ」と思える自分になれたことは、最大の宝だと思っています。