今までの力(暴力、権力、財力)では問題解決はできない、について書きますね。
未来に希望が見えない若者
先日、大学4年生の若者と話す機会がありました。
彼は、就職は決まったが、未来の社会に対して希望が持てないとのこと。
なぜなら、先輩たちが今が忙しく、大変そうで疲れているように見えるから。
確かに、現代は競争が激しく、儲かっている企業は本当に少ない。
そんな中で、どうやって未来に希望を持てばいいのか。
時代の変革期にいる現代人
その若者の見方は、するどい。
今、時代は変革期に入っています。
そのときに大事になるのが、今までの時代をつくってきた力を理解すること。
人間、一人では何もできない。
必ず、多くの人たちをまとめる力が必要になってきます。
今まで人類は、その力によって、問題を解決してきました。
農業時代は、暴力と権力によって。
産業時代は、お金の力、財力で人たちをまとめ、方向づけをしてきました。
ですが今、その力は効力を失いつつあります。
人たちのやる気が出ない、もう我慢の限界にきているんです。
また、別の観点から見てみると、物理的な、相対的なやり方では、必ず歪みが出てしまうんです。
目には目を、やられたらやり返す。
必ず、勝者と敗者が生まれてしまう世界。
それらは、キリがない世界。
新しい時代、希望が感じられる社会をイメージし、つくっていくには、今までの力の限界を明確に理解すること。
14年前の映画『CASSHERN(キャシャーン)』を観て、今までの力の限界を感じた
その世界を分かりやすく描いている映画がありますよ。
約10年前に友人から勧められたまま、今まで見れなかった作品。
かなり、ダークな描写ですが、今までの力では、限界だということを痛感させられました。
映画『CASSHERN(キャシャーン)』
【あらすじ】
長年にわたる戦争の末、荒れ果てた世界。
人類を再生の道へと導くため、遺伝子工学の第一人者・東博士(寺尾聰)は人間のあらゆる部位を自在に造り出す“新造細胞理論”を学会で提唱する。
一方、博士の息子、鉄也(伊勢谷友介)は父へ反抗心から兵士として戦争に参加するが……。(Yahoo映画より)
■Casshern – Trailer(1分59秒)