先日、地元の祭りに参加して気づいたことがありました。
それは、「現代こそ、祭りが必要」ということ。
なぜなら、以下の2つの理由があるからです。
1.現代は情報が多すぎてシンプルになりにくい
2.現代は個人主義が当たり前になり、なかなか団結できない
それが「祭り」を通して解決の感覚をつかむことができると実感したんです。
ぼくは町の連で踊りに参加しました。
はじめは、こんな暑い中、大変だなぁと思っていたんです。
ですが、シンプルな繰り返しの踊りに集中していく中で次第に考えがなくなっていき、自分がない無我の状態になれました。
複雑な状態からシンプル、スッキリになれたんです。
「そっか、これが祭り踊りの目的でもあるんだ」と気付きました。
また、大勢の人たちと同じ踊りを踊り、一体感を得ることができますし、交流も生まれるんです。
普段は、まったく別の家庭に暮らし、まったく違う仕事をしているバラバラな人たちが「一つになることができる」んです。
もちろん、踊っていない人も祭りという場に入ることで一体感を感じることができます。
祭りは、もともと自然に収穫や安全、健康を願うために行っていたのですが、自分の内面のシンプル化と連帯の心づくりをするためにも行っていたんだと実感しました。
これから、各地で夏祭りが多く開催されます。
ぜひ、参加してその感覚を感じてみてください。