うちの息子は、ゴジラが大好き。
いつもレンタルビデオ屋に行くと、ゴジラシリーズを借りてきます。
はまるきっかけになったのが映画「シン・ゴジラ」です。
今回、息子と2回目を一緒に観て、「シン・ゴジラ」って、自分の中の問題解決法を表しているなぁと気付きました。
(まだ、観ていない方は、以下からネタバレになりますので、ご注意を。)
ゴジラを自分にやってきた問題と例えます。
はじめは、小さな問題も徐々に進化し、大きくなっていきます。
さらにほっておくと、強くなり、最後には手がつけられないほどに。
それでも諦めず、なんとかその問題の解決を考える。
解決法は、大きく分けて2つ。
アメリカ的解決方法と日本的解決方法です。
これは、あくまでも映画の中での話でいうとです。
アメリカ的解決方法は、力には力で対抗する問題解決法。
映画では、ゴジラを倒すために核爆弾を使おうとしますよね。
ボタン一つで、核弾頭を積んだミサイルが飛んでいく。
確かに、表面的には確実な方法のように思えますが、核を使用した後は日本は汚染されてしまう。
一方、日本的解決方法は、ゴジラを内面から凍結させる方法。
緻密な計画と多くの人たちのチームプレイでゴジラを無力化する方法。
これが成功すれば、ゴジラを破壊することはできないけれど、活動停止させることができる。
自分が普段問題解決するとき、どっちの解決法を選択しているだろう?
無理やり力ずくでなんとかするか、
それとも問題を分析して、対策を練り、計画を立て、一人ではなく周りの協力を得てするか。
そんな、ことを踏まえ、この映画を観ると面白いですよ。
あと、いろんな政府でのやりとりは、自分の脳内のやり取りのようにもイメージできます。
おすすめです。
■『シン・ゴジラ』予告(1分32秒)