先日、久しぶりに絵の具を使って絵を書きました。
今回、ちょっと変わっていたのが、その画用紙の大きさが10センチ✕10センチという小さなものだったこと。
10✕10 BLUE展
あるキッカケから、以下の作品展を知り、チャレンジしてみることに。
テーマは「BLUE」。
5/13まで募集しているそうですので、興味ある方はぜひ応募してみてください。
うちの子供達も一緒に作品を書きました。
範囲が小さくて苦労しましたが、子どもたちと楽しい時間を過ごせました。
10センチ✕10センチという限られたスペースに書かないといけない。
どんな構成にしようか、何を配置しようかと想像力をいつもより発揮させる。
それによって今までにない創造力が生まれる。
限定された条件がクリエイティブを生むのですね。
この企画以外に若手クリエーターによる作品展も開催されるそう。
当日、クリエーターの作品を見るのも楽しみ。
切り取られた世界を観ていること
今回の作品製作を通し、あることを再認識しました。
それは、ぼくたち人間は全体を観ていない、切り取られた部分的な世界を観ているということです。
絵は、ある景色の一部を切り取ったものですよね。
実は、今ここ人間が観ている世界も、全体を見ているようだけど、それと同じで部分的な世界を観ているんです。
しかも、その世界は人それぞれ独特な観点を持っているので、独自のバラバラな世界を観ていることになります。
それが原因で、人と人が分かり合えなく、苦しい現実をつくりだしてしまう。
もともとは、部分で限定的な条件にし、クリエイティブを発揮して楽しもうとしたのに。
人間の認識の限界を知り、それを超える道を見つめることって大事だと実感しました。