人生、できれば無駄な道は歩みたくないですよね。
そんなときは、一度立ち止まって方向性を見つめることが大事です。
情報が溢れ、AIを活用する環境に暮らしている現代人
現代人は、スマートフォンやパソコン、テレビなどから膨大な情報に触れています。
どの情報を取り入れ、人生に活用していけばいいのか判断がつきにくい状態に置かれているんです。
また、人工知能(AI)が社会に入り込んでいます。
今まで人間がしてきた仕事がなくなっていくのが予想できてしまう時代です。
人生の方向性がつかめない
そんな環境で、一体、自分は何をすればいいのか、どこへ向かえばいいのか方向性がわからなくなることは無理もありません。
人生の方向性がつかめないことは、明確な方向性に向かいたい人にとって、大きなストレスになりますよね。
生き方を教えてくれる書籍を読んでも混乱、不安が襲ってくる
それを解決するために、生き方に関連した書籍を読んだとします。
中には素晴らしい本があると思うのですが、様々な考え方、方向性があり、余計混乱してしまう人もいるのではないでしょうか。
かといって、むかしから言われている古典、哲学を読んでも、いまの時代に通用するのか不安になってしまいます。
誰かに相談したくてもなかなか出会えない
または、いまの時代に活躍しているリーダーの話を聞く、相談してみようとするかもしれません。
これも聞く人によって、違った方向性があり、困惑してしまう可能性がなきにしもあらず。
そもそも、なかなか自分に合った人に出会えないという問題もあります。
何を理解すれば無駄のない人生を歩んでいけるのか?
では、変化の激しい現代社会で、一体何を理解すれば、無駄のない人生を歩めるのでしょうか?
時代の課題と人間の原動力を理解すること
それは、いま自分が生きている時代の課題と自分を動かしている原動力が何なのかを理解することです。
そのために、ぼくは以下の映画とメルマガをおすすめします。
映画「長州ファイブ」と現代社会を重ねてみると現代の大きな課題がわかりやすい
ぼくは、映画「長州ファイブ」が大好きなんです。
DVDをレンタルしようとしたのですが見つからず、メルカリで購入しちゃいました。
1,000円以下で買えたのでお得ですよね。
■映画「長州ファイブchosyu five」予告編(1分38秒)
この映画は、実話です。
江戸時代、鎖国していた日本に今までにない危機が訪れたんです。
それは、黒船の来航です。
外国人に日本が占領されてしまうのではないかと日本中で若者たちが立ち上がりました。
危機はチャンスでもあります。
日本は、この機会を活かしました。
若者たちから藩という境界線を取っ払い、藩意識から国家意識に意識改革をしていったんです。
また、自分たちの誇りであったサムライを捨て、西洋の技術を取り入れていきました。
それにより、アジアでいち早く近代化を成し遂げ、その後の日本の繁栄につながる偉業を成し遂げたんです。
現代と重ねてみると、
いまの人類にとって最大の驚異、それは人工知能(AI)の登場です。
AIは、人間の知能を遥かに超え、人間の仕事を奪ってしまうことが危惧されています。
いま、国家意識を取っ払い、人類共通の問題としてこの危機に向き合うこと。
また、今まで自分たちの外ばかりを便利にする技術を開発してきましたが、これからは自分たちの中を進化させる技術、AIに勝つことができる技術を開発するときにきているんです。
人間の原動力を理解するには、熱くなれない原因を知ること
人間を突き動かすもの、それは自分の中に熱いもの、熱意が充満しているとき。
それがないときは、行動力も発揮できないし、長続きしません。
では、熱くなれない原因とはなんなのか、それは個人の問題なのか。
以下のコラムにその答えが書かれていました。
■■コラム 何にも熱くなれないのはなぜか?
毎日同じ電車に乗り、同じ会社に通勤し、同じ仲間と同じ業務をする。
そんな毎日に嫌気がさしているけど、他にやりたいことがあるわけではないので仕方なく今の毎日を過ごしている。
今までの人生の中でも「◯◯がしたい」、「◯◯が好き」、「◯◯を助けたい」などの熱い感情を抱いたことは少なく、どうしたらそのような情熱を持てるようになるのかもわからない。
もっと自分の中から湧きあがるような熱意をもって生きていきたいけど、そんな悩みを周りに話すこともなく諦めの中で生きている人は多いです。
では、どうしたらもっと熱意を持って情熱的に生きられるようになるのでしょうか?
熱くなれないのは、自分が生まれてきた背景やその奥底にある意志とうまく繋がれていないからです。
今ここの自分とうまく繋がれていないので、自分がどこから来て、どこに向かえばよいのか、自分の現在地もわからず、世の中に合わせて生きるしかない。
熱くなれないのは当然だと思います。
そして、その背景には、もちろん日本の涙の歴史も含まれます。
明治維新後、第2次世界大戦の敗戦やその後のバブル崩壊など、希望を抱いて頑張っても、上部となるもっと大きな存在(アメリカ)にすべて打ち砕かれてきた歴史があります。
日本人は無意識で「頑張っても仕方ない」、「どうせ報われない」、「もう二度と熱くなるものか」という深い決断をしているのです。
まずは、自分が何者なのか?
今ここの自分の現在地と出会い、どこから来て、どこに向かえばよいのかを明確に知ることです。
その上で、宇宙自然、歴史文明、時代精神と繋がった日本の役割と使命、すなわち、本当の心とは何かについて理解すれば、自ずと自分の使命が何かもわかるはずです。
教育ベンチャー企業家 Noh Jesu(ノ・ジェス)さんのメルマガ
熱くなれない原因をなくせば、熱くなれる。
熱くなれれば、人間の原動力を発動していくことができます。
まとめ
ぼくたちは、時代の流れの中に生きています。
ですから、時代の課題と人間の原動力を理解することが大事なんですね。
では、時代の課題解決と人間の原動力を発揮させるための共通点は何でしょうか。
それは、「自分が何者なのか知ること」です。
○○藩の自分から、日本人の自分に変化したように、これからは新しい自分像が必要なとき。
なぜなら、今までの自分像は人間の制限された認識から規定したもので、実は限界のあるものだからです。
これからのAI時代に必要なのは、真実の世界からみた、本当の人間像です。
どんな自分になって何をするのか、普段から意識していくことが大事なんですね。