失敗できる方が完璧だというイメージをもとう

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今までやったことがない新しい仕事には失敗は付きもの。

人は失敗して、改善策を生み出しながら成長していく存在です。

 

自分の可能性を活かせず、自己変化を感じにくいという問題

今の時代は失敗はいけないものだという傾向が強まっています。

失敗できない環境は、チャレンジしにくい環境ということ。

それでは自分の可能性が活かせず、やりがいや達成感も感じられない。

しいては自分の変化も感じられないという問題が起こります。

こんな環境の中で、「がんばれ!」と言われても戸惑ってしまいますよね。

 

今までの物質文明は完成へと向かっている

今までの物質を中心とする物質文明は完成へと向かっています。

それを象徴するのが人工知能(AI)の登場です。

AIは、今までの人類が蓄積してきた経験を情報化し、それをベースとして考え、実行するもの。

自分で考えられるだけでなく、インターネットとつながり、仲間のAIと連携もとれる。

そんなAI時代に突入する真っ只中に置かれているのが今です。

ですので、人たちの理想がコンピューターのようにミスのないものが良いとされる風潮が進んでいるのは無理もありません。

 

冒険、チャレンジしない安全策を優先する

そんなAI時代では、自分の行動を今までの経験内にとどめ、冒険やチャレンジをしない安全策をとるようになります。

そうしていれば、失敗はしない。

でも、それでは自分の限界を超える感覚を得ることができません。

また、自己変化しながら生きる充実感も得れなく、マンネリした日常生活になってしまいます。

 

新しいことにチャレンジし、達成感を感じれる毎日にするには

では、やったことがないことにチャレンジをして達成感、自己成長感を感じれる毎日にしていくにはどうしたら良いのでしょうか?

それは、失敗のないことが完璧なのではなく、失敗できる方が完璧だというイメージを持つことです。

 

動物は、産まれたらすぐに立ち、走ることができます。

ですが、人間はそうはいきません。

ものすごく未熟で産まれます。

歩けないし、ご飯も一人では食べれない。

赤ちゃんの時点という部分だけで比較すると、動物の方が優れているように思えます。

しかし、全体を比較してみれば、その結果はご存知の通り。

人間は、成長していけば、道具を使うようになり、言語を使い人間関係を構築し、文化、文明をまでもつくることができるようになるのです。

人間は、無限の可能性を秘めているというのは本当。

そんな今まで経験してきたデータの枠内で収まる存在ではないんです。

 

まとめ

これからは新しいことにチャレンジし、失敗できること。

そこからまったく新しい突破口を開いていくことが価値あることになっていきます。

なぜなら、AIやロボットにはそれができないからです。

 

もちろん、予測できる失敗はしない方が良いですし、失敗を繰り返さないことは大事です。

それも踏まえて、どんどんとチャレンジすること。

人間の進化を止めないことがAI時代に必要なことになっていくんですね。

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