ネタばれあり・映画「メッセージ」と次元について

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先日、友人と映画「メッセージ」について話しました。

この作品は、フィクションですが言語認識生き方人間とは何なのかなど、いろんな観点で勉強になります。

 

今回は、ぼくが認識次元についてイメージが深まった内容をご紹介します。

ネタばれがあるので、まだ観ていない方はご注意を。

 

映画「メッセージ」に込められた警告とは?

それは、「今までの認識方式では限界だよ、より高次の、新しい認識方式が必要だ!」というもの。

 

人間は、今の認識のままだと、四苦八苦や争いがなくならない。

最終的には自分たちを滅ぼすまでいってしまう。

 

これは、事実です。

なぜなら、今までの認識対象だけに注目した世界の捉え方では、存在が実在し、その存在の生滅現象が絶対だからです。

 

また、自分の観点、人間の観点から外に出ることができないため、異質を本心から受け入れることができません。

これを解決するには、当たり前を破壊し、予想もしない方向、いわば次元が違うアプローチが必要です。

 

この映画では、そんなストーリー展開になっています。

 

人間とヘプタポットの認識の違いを比べる・イメージしてみる

認識次元の違いを分かるためには、人間とヘプタポット(映画に出てくる宇宙人)の認識の違いをイメージしてみると分かりやすいです。

人間の五感覚脳の認識は、縦横高さの3次元、プラス時間1次元の4次元です。

 

原因と結果という因果の中。

あと人間は目が前に付いているから、前しか見えていないという特徴があります。

 

一方、ヘプタポットは、そんな人間の認識を超えているんです。

まず、目が360度7個付いているので、常に360度同時に見ている状態なのです。

また、彼らは常に中に浮いていますので、上下という縦の感覚や重力の感覚を超えています。

 

究極は、時間の捉え方です。

彼らの時間感覚は、過去から未来に流れていないんです。

 

過去、現在、未来がひとつになっている認識です。

いわば彼らの認識方式は、因果を超えた、4次元より上の次元で物事を観ているということになります。

タコっぽいと人間より下のように思ってしまいがちですが、そうではないんですね。

 

このように、映画「メッセージ」は作り話ですが、さまざまなシーンで、人間の認識を超えたイメージをさせてくれます。

以上を参考に、ヘプタポットの観点になって世界はどう見えるのだろうと想像してみると面白いですよ。

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