見えるお金だけに注目していると方向性を間違ってしまう。
いかに今の時代のニーズに合った価値を提供できるのかに注目することが大事。
先日、母の姿勢を見て気付いたことなんです。
ぼくの母は農業をしていて、主に野菜を作っています。
毎回、実家に行くたびに野菜をもらってます。
それが本当に助かっています。
いま野菜の価格が高騰していますよね。
例えば白菜は、一玉550〜650円とのことから驚きです。
去年の天候が良くなく、少ししか収穫できないかったらしいです。
ですので、いま価値が高くなっているんですね。
むかし母がいまやっている作業は、お金にしたらトントンか赤字と言っていたのを聞いて、
「儲からないのなら、やめたらいいんじゃないかな」
と言ってしまったことがありました。
母が忙しく、大変な思いしていたのを見ていたのが、その理由でした。
でも、母は儲けるために働いているわけではなかったんです。
作るのが楽しみであり、みんなに喜んでもらうのが嬉しいからだったんです。
もちろん、年金で生活していけるレベルのお金をもらっているからかもしれません。
ですが、母のその心は大切ですよね。
母は、野菜を通して価値を提供しているんです。
それは、見えないお金のようなものですね。
人間の衣食住に関わるものは、どの時代になっても必要なもの。
特に食べものは、一番必要ですもんね。
家族のために、野菜をつくる。
そんな思いで作業してくれていること、本当にありがたい。
この時代にどんな価値を提供できているのか
と常に問いかけていきたいです。