今年もいよいよあと1か月と半分。
「終わりよければすべてよし」という、ことわざがあるように、しっかりと年末を締めること。
今年を素晴らしい一年にするために、残りの時間を頑張ること。
実は、それは理にかなっているんです。
ピーク・エンドの法則とは?
ピーク・エンドの法則というものがあります。
「ピーク・エンドの法則」というのは、何かひとつの出来事が起こった時、その出来事の印象を決定づけるのは「ピーク」と「エンド」の情報であるという、人間の思考法をあらわす法則です。
(参考サイト)
立ち去る瞬間に好印象を残せる「ピークエンド」の法則とは?―「急いで立ち去らない」
この一年の中での絶頂時どうだったのかと、今年どう終わったのかで、この一年を評価するということですね。
なので、一年の締めの、これからの残りの時間はものすごく重要になるんです。
脳の癖とは?
脳は凄い器官と思われてきましたが、実は完全ではなく癖(くせ)があるんです。
◆脳の癖
1.部分だけ取る
2.違いだけ取る
3.過去とつなげて取る
4.有限化させて取る
(参考サイト)
毎日が面白くなる「観術」入門編 ~ここを押さえれば全てがうまく行く、ここを押さえなければ全てがうまくいかない~
脳の癖を踏まえてピーク・エンドの法則をみてみると、脳はピーク(部分)しか取らないということがわかります。
ピークとピークの間にあった、そうでもない出来事は良く覚えていないのはそのためです。
また、脳は一番最近の出来事を良く覚えていますよね。
当たり前ですが、情報が新しいからです。
一年で言えば、年末の出来事を一番良く覚えているということになりますね。
年末はしっかり締めよう!
ピーク・エンドの法則と脳の癖から、最後をいかに最高の状態で締めるのかが重要なのかわかりますね。
まだ間に合います。
今年の残りの時間を集中して最高の時間にしましょう!
そうすれば、きっと年末には満足した時間を過ごすことができます。