脳は、「質問」がお好き。
先日、ある資格試験の勉強をしていたんです。
そのときに脳のしくみが一部明確になりましたのでご紹介しますね。
試験勉強のための2種類の問題集がありました。
一つは、答えが載っていない、穴埋め問題集。
もう一つは、同じページに答えが載っている問題集。
ぼくは、はじめ答えが載っていない穴埋め問題を一生懸命解いていました。かなり、スムーズに勉強が楽しくはかどっていたんです。
そして、気分転換にもう一つの答えが載っている問題集に取り掛かろうとしたところ…。
勉強効率が格段に落ちてしまったのです。
勉強していて楽しくないし、覚えられない。
脳は、質問を投げかけられると、答えを見つけようと活発に動きだすのですね。
そして、答えが見つかったら、快感の分泌液を出す。
それが楽しいにつながっていく。
クイズ番組も同じ。見ている側も一緒にクイズの問題を考え、そして回答がくるから面白い。
答えがはじめから出ていたら、面白くないですもんね。
脳は、常に質問はないかと探している、そして答えを出したがっている。
質問→答え、質問→答え・・・、この繰り返しをしたい。
脳の欲求は、質問を探し、答えを得ることなんだと気づきましたよ。