2008年、テレビを偶然つけたら、ドラマ「風のガーデン」がやっていました。
緒方拳さんの遺作になったドラマです。
注)以下、ドラマのネタバレ内容を含みます。
このどらまが放送された当時、ぼくには子供がいなかったし、父親も生きていました。
あれから9年。
子供が二人産まれ、父が他界しました。
父は、違う箇所のがんでしたが、このドラマの主人公と同じような最期を遂げました。
父を通し、はじめて緩和医療のことを知り、体験しました。
そして、家族の大切さを深く実感するようになりました。
なぜなら、父は、なによりも家族を大切にしてくれた人だったからです。
今回、改めて「風のガーデン」を見て、9年前に感じれなかった「家族がいることの幸せ」を痛感しています。
自分がそれを求めていたらかでしょうか。
ふとしたキッカケからこのドラマのことを思い出し、一気にみてしましました。
ある回のシーンでは、自分の立場と重なるところがあって号泣してしまいました。
きっと、泣きたかったのだと思います。
それと同時に、自分の中で医療に対しても何か貢献していきたいという意志のようなものが生まれました。
家族について、緩和医療について考えさせられました。
レンタルDVDにありますので、ぜひ見てもらいたいドラマです。