先日、長野の佐久に行ったとき撮った写真。
8月後半、夕方の空。
真っ青というよりは、水色ベースにほんのちょっとの黄色、緑、ピンクが混ざっているような色。
もしかしかたら、「君の名は。」の空も佐久のような山に囲まれた地域の空をモデルにしたのかもしれない。
新海監督は、佐久の小海出身だし。
夏休み、娘と風景画を絵具で描いたのを思い出した。
現物のものと同じ色にするためには原色では難しいんです。
何色かの色を混ぜて調整する必要がある。
例えば、ヒマワリの茎。
ただの黄緑ではないんです。
黄緑におうど色を混ぜた黄緑なんですよ。
ぼくたちが見ている目の前の世界の色も、様々な光の色が混ざったもの。
光のアートとも言えるし、それを映し出している脳のアートとも言える。
何もしなくても、今ここアートの世界を見ているんだと実感。