「きまぐれロボット」予測できないイメージと出会うことは脳を活性化させる

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将来的に、人間は不完全なロボットを求めるんだろうなと実感。

 

すべてが完璧に作動するロボットは安全な社会システムを維持するには必要。

でも、人間と一緒に暮らし、知識面でサポートしてくれるロボットがワンパターンで完璧すぎては、人間は退屈だし、脳を使わなくなりボケてしまいそう。

ときどき、突拍子もない質問をしたり、事件を起こしてくれるロボットのほうが面白いかも。

 

久しぶりに星新一氏のショートショート(短編集)を読むと創造力が掻き立てられます。

 

今回、娘の夏休みの宿題で面白かった本を紹介する課題があり、「きまぐれロボット」がいいんじゃないかと提案。

 

小学2年生では、まだ文章に使われている表現や単語が難しいらしく一緒に声に出して読んでいきました。

話の内容を説明しながら読んでいくと理解できました。

 

娘がヒットしたのは、「試作品」という話。

 

ある研究所に泥棒が入りました。

泥棒は、そこに住んでいる博士が発明した試作品を奪おうとするが、博士はどこにあるか教えてくれない。

そこで、泥棒は机とイスしかない地下室に博士を閉じ込めます。

試作品の在りかを教えてれば出してやるぞと言うが、10日たっても博士は根を上げない。

逆に泥棒の方が参ってしまい帰ってしまう…。

さて、なぜ博士は根を上げなかったのでしょう…。

 

どの話のエンディングも予想がつかないものでホント面白いです。

予測できないイメージと出会うことは脳を活性化させますね。

 

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