自分らしさって、どうやって出すものなんだろう?
自分らしさは、意識して出すものではなく、出てしまうもの。
それに気付かせてもらったのが、元サッカー日本代表の守護神、川口選手のインタビュー動画です。
■元サッカー日本代表がJ3で戦い続ける理由とは(1分41秒)
彼は、いま41歳。
ほとんどが若いメンバーの中で練習や試合をしていくには、相当な集中と努力、忍耐が必要です。
以下、彼のコメントの一部です。
ベテランという言葉が入ると…
僕の中ではですが、若干力を抜くじゃないですか。
落ち着きや”ベテランらしさ”は、あえて出すものではない。
自然に出すものだと思っている。
心の中はフレッシュな、若い選手と同じ気持ちでやっていきたい。
それが自分らしさだと思う。
自分らしさを何歳になっても出していきたい。
これらのコメント、さらりと爽やかに語っていますが、ものすごい覚悟をした上で出ている言葉だと感じました。
人間は、極限まで集中したとき、自分がなくなった無我状態になったとき、本来その人が持っている自分らしさがはじめて出るもの。
「自分らしさってなんだろう?」と考えていて出るものは、本当の自分らしさではない。
なぜなら、自分という境界線に範囲があるから。
本当の自分は、その境界線の外にある。
だから、自分がなくなるぐらいまで集中できるビジョン、目標、実践を持つこと。
それが、自分らしさを出し続ける秘訣なんだと実感しています。