後悔の基本構造と後悔を運用する習慣づくりとは?

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後悔には、基本構造があります。

それは、シンプル。

「今の自分」が「失敗したときの自分」を責めること。

あのとき、もっとこうしておけば良かったと。

 

ぼくはむかし後悔をホントに良くする方で、常に落ち込んでいました。

ビデオテープを何度も巻き戻すように、失敗した場面を繰り返して見て、自分を責めていました。

 

でも、それってよく考えてみるとおかしいんです。

だって、今の自分の方が成長しているんですから。

成長した自分からしたら、失敗したときの過去の自分はホントに足りない自分に観えるのは当たり前ですよね。

 

あと、その失敗は、様々な条件によって引き起こされたものなんです。

置かれた環境や相手の状況、その時の自分の心の状態などの条件がそろって起きたこと。

いわば、あの時、あの場所、あの人…、だったから起こった失敗なんです。

そう考えると、その条件下で、自分がとった行動はベストだったのかもしれないと分かります。

 

でも失敗したことについて、反省や原因分析、対策を考えることは重要ですよね。

でないと同じことを繰り返してしまうから。

 

後悔は、悪いことではない。

人が成長する上で必要なもの。

後悔に心が囚われてしまうことが問題なんです。

 

では、あのときの自分にとって、あれがベストの選択だったと思える自分になるにはどうしたらよいでしょうか。

いわば、後悔を運用している状態ですね。

 

それは、今ここ、妥協しないこと。

今ここ、あと一歩ベストを尽くす習慣をつけること。

いきなり完全にベストを尽くすことはハードルが高い。

「あと一歩」を積み重ねる習慣をつけることにより、完全にベストを尽くせる領域に近づけることができます。

 

なんだか抽象的な表現になってしまいましたが、後悔は上手く運用することで心の健康を保ったり、自己成長に役に立つものなんですね。

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