映画「メッセージ」原作、「あなたの人生の物語」を読んで、もう一つの言語の必要性を感じた

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先日、映画「メッセージ」を観て、はまってしまい、今度は原作の「あなたの人生の物語」を読みました。

 

映画「メッセージ」の原作は、「あなたの人生の物語」

原作では、言語についての深い理解が得れます。

ぼくは、人間とって言語が重要なのかが実感でき、面白かったです。

以下少し、ネタバレになってしまいますが、ぼくが気付いた言語について書いてみますね。

 

今、ぼくたちが使っている言語の特徴

いま、ぼくたちが使っている言語は、「今ここ」を表現できるものではない

 

それに対して、この物語に出てくる宇宙人が使う言語は、「今ここ」を表現するもの。

ということが明確になりました。

 

これは現実世界でも応用できます。

今までの言語は、今までの文化・文明を築いてくれた便利な道具です。

だけど、人と人、国や国でそれぞれの言語がある。

言語が違うんですね。

そのため、争いをつくるものでもあるし、真実を語れるものではないんです。

 

真実を共有できる言語の必要性

今までの言語では、本当に共通のイメージを持つことができない。

だから、誰もが真実を共有できる新しい言語で補うことが必要だと気付きました。

 

そのようなことを考えていたとき、新しい認識と新しい言語が必要だとメッセージを発信している、教育ベンチャー企業家のNoh Jesu(ノ・ジェス)さんのコラムを思い出しました。

 

正しく知る」とはどういうことなのか?

 

まずは、正しく知ることが重要だという話は納得です。

 

小説「あなたの人生の物語」

最後に、この本について。

文庫サイズで少し厚い本です。

一見、長編なんだと思いきや、「あなたの人生の物語」は、約100ページの短編でした。

このストーリーをあの映画として表現したんだと感じれるのも面白さの一つ。

 

原作だけ読むにはかなりのイメージ力が必要かも。

おすすめは、映画を観てから小説を読むこと。

そうすれば、イメージが補完できます。

 

この本には、他にも、以下のような短編が入っています。

・バビロンの塔

・理解

・ゼロで割る

・七十二文字

・人類科学の進化

・地獄とは神の不在なり

・顔の美醜について

面白そうなタイトルばかりで、次どれを読もうか楽しみになる本です。

映画「メッセージ」を観て、もっと深く知りたい、内容を深めたいという人におすすめです。

 

【映画の記事】

映画「メッセージ」を見終わった感覚の中から認識変化のきっかけをつかむ

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