北海道に行ったら五稜郭に行きたい。
これは、ぼくが中学の頃からの願い。
五稜郭(ごりょうかく)は、江戸時代末期に江戸幕府により蝦夷地の箱館(現在の北海道函館市)郊外に建造された稜堡式の城郭である。(ウィキペディアより)
きっかけは、ぼくが中学1年のときに年末に放送された時代ドラマ「五稜郭」を見て。
父親からの影響なのか、当時出たばかりの8mmビデオカメラでテレビ画面を撮るという方法で録画したのを覚えています。
それだけ、このドラマから感じるものがありました。
江戸から明治に時代が変わるとき、日本国内の2大勢力が激突した現場。
みんな命をかけ未来の平和を願って戦った。
その意志を感じたのか、それまで時代もののドラマにはまったく興味がなかったのに、このドラマは深く印象に残りました。
以下は、このドラマのオープニング・ナレーション。
今から120年前の慶応4年、ここで戦いがあった。
徳川260年の幕藩体制を壊滅させた維新の戦いは戊辰戦争をもって終結したわけではなかった。
事実は、この蝦夷地に諸外国も認めた一つの政権が誕生し、それを制圧して維新の大業が完成を見るには、翌明治2年の夏まで待たなければならなかったのである。
当時その男達は夢を見た。
鳥羽・伏見の戦いで始まる戊辰の戦いに敗れた一握りの幕臣たちは見果てぬ夢を追った。
我々にはまだ蝦夷がある。
蝦夷には広大な新天地がある。
ある者は武士としての意地から、ある者は新政府に対する批判から。
この男達は様々な思いを秘めて一隻の船に夢を託した。
その船の名を開陽丸といい、北斗の星にも似た彼らの夢の城を五稜郭といった……
そして当時、中1だったぼくの胸に、以下の主題歌が刺さりました。
DVDレンタルでもあるそうなので、もう一度、大人になった観点でどう感じるのか観てみたい。