きのう、ポケモンGOが日本で発表されましたね。
今までほとんどの人は、現実世界という一つの世界の中にいました。
しかし、ポケモンGOの登場で、仮想現実世界という新たな世界が目の前に広がる時代になりました。
ポケモンGOは、仮想現実世界の初歩的なものにすぎません。
今はまだスマホの画面を通してですが、それがゆくゆくはウェアラブル、メガネのレンズから見るかたちになります。
そしてコンタクトレンズ、最終的には脳にチップを埋め込み、自分が見ている認識画面に映し出される世界になる。
映し出される世界もゲーム的な画面ではなく、現実と区別がつかないほど高精度な仮想の存在が目の前に繰り広げられるようになる。
そうなったら、現実世界と仮想現実の区別がつくのでしょうか。
仮想現実が一般化されたのと同時に、「現実とは何なのか」を明確に知る教育が必要です。
もう少し詳しく言うと、「人間はどのような仕組みで目の前の世界を認識しているのか」という認識の教育です。
それを理解していないと、現実と仮想現実が明確に区別できませんし、仮想現実から離れることができません。
仮想現実世界を一般化させたポケモンGOの登場は、今まで人間が学んでこなかった、認識の教育の必要性を投げかけているのです。