人工知能活用時代に何を学へばいいのか考えよう

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人工知能が企業や自治体などに投入され、人間がしている仕事の効率化を進めていくことはさらに加速していくでしょう。

そして人工知能を自分の体に身に付けて使う時代になります。

 

グーグル社の次世代技術の開発を行う機関、「グーグルX(エックス)」創設者、セバスチャン・スラン氏のインタビュー記事が印象的でした。

グーグルX創設者が語る「『人工知能』で生活はどう変わるのか」

 

人工知能は、自動運転、病気の診断などに次々と取り入れられ、今まで人間がしていた反復的な仕事は人工知能に置き換わる。

 

むかし、産業時代からIT時代に社会変革が起こり、人間のライフスタイルや仕事が変わっていったように社会は変化していく。

今は、パソコンやスマートフォンが使えないと仕事が成り立たない。

これからは、人工知能を使う時代に。

 

セバスチャン・スラン氏は、インタビューの最後に、人間の更なる進化の必要性を発信しています。

人工知能がどんどん賢くなると同時に、人間もどんどん賢くならなければなりません。生涯教育がますます重要となります。

 

人工知能という脅威の波が押し寄せてきたとき、一度だけ大学で教育を受けるとか、1回だけ学位を取得するということでは足りません。

また、変化の激しい時代において、社会人が2年間も海外に留学するという形では、個人にとっても企業にとってもコスト、時間、成果のリスクが大きすぎます。

人間は、通勤時間中でも、トイレでも、どこにいても常に学習し、進化し続けなければなりません。

 

人工知能はあなたの会社にやって来ます。これは、既存社会の破壊であるかもしれません。しかし、人工知能の可能性をオープンな考え方で受け止めてください。(中略)

人工知能を搭載した道具をうまく使いこなしながら、常に最先端に立てるよう、自らの生産性を引き上げてください。今後、進化をし続けない従業員は、いらなくなるのですから。

人間がバージョンアップしなければならないことは分かった。

では、何を学へばいいのか。

それを共に考え、その内容を共有し、新時代に備える動きが日本で始まっています。

 

人工知能の開発は、アメリカが主導しています。

日本はそれに追従するしかないのか。

 

ぼくは、そうはならないと考えます。

人工知能活用時代の教育を主導していくのは日本しかありえません。

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