私たちは、パラダイムという決められた枠組みの中で生きています。
パラダイムとは、多くの人たちが信じて疑わないこと。当然とおもっていること。
その中にいると居心地は良いけれど、マンネリや問題が発生します。
時代の流れとして、今までのパラダイムを破壊するときが必ずきます。
先日、以下の記事に感銘を受けました。
ソニー創業者・井深大が2400人の幹部に発したパラダイムシフトという遺言
25年前に話された内容。
井深さんは、ものすごい先見の明がある方ですね。
我々は現代の科学とういうもののパラダイムをぶち壊さなきゃほんとじゃない。
物質だけというものの科学というものでは、もう次の世界では成り立たない、というところまで今きている。
「デカルトがモノと心というのは二元的で両方独立するんだ」という表現をしている。
これを話していたら1時間くらいかかるから、このぐらいにしておきますけど、モノと心と、あるいは人間と心というのは表裏一体である、というのが自然の姿だと思うんですよね。
もっと単刀直入に人間の心を満足させる、そういうことではじめて科学の科学たる所以があるので、そういうことを考えていかないと21世紀には通用しなくなる、ということをひとつ覚えて頂きたいと思います。
井深氏がおっしゃるように、目の前の物質が心でもあるとわかったら、いままでの常識が覆されますよね。
いままでの当然が破壊されたとき、目の前の今がワクワクしてきます。
いま時代は、まさにパラダイム転換するときに直面しています。
そして、新しいパラダイムを発信していくのは日本です。
なぜなら、日本は世界のどの国にもない、例えばプラスでもありマイナスでもあるという、両方の感覚がある間の文化、和心の文化を持っているからです。