映画「インサイドヘッド」と人間を動かす仕組み

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考え(思考)より深い世界が人間を動かしている。

 

子供が借りてきた映画「インサイドヘッド」を一緒に観ました。

人間の頭の中のしくみをコミカルに描いた映画。

主人公の少女の頭の中の司令塔には「ヨロコビ」「カナシミ」「イカリ」「ムカムカ」「ビビリ」の5つの感情がいて彼女を動かしている。

 

『インサイド・ヘッド』DREAMS COME TRUE楽曲入り予告編(1分30秒)

産まれたてのときは「ヨロコビ」の感情しかなく、彼女を作動させるボタンも一つ。

大きくなるにつれて感情が増えていき、作動させる仕組みも複雑に。

そして、人生の中で起こる大きな事件(善いことも悪いことも)が性格の核になっていく。

 

大事な記憶が生まれる瞬間って?映画『インサイド・ヘッド』本編映像(1分3秒)

主人公の少女は、引っ越しがキッカケとなり、今までない挫折を味わう。

僕も幼少の頃に病気で2週間入院するという経験をし、彼女と同じような心情になったことを思い出しました。

今でもそのときの記憶を良く覚えています。

 

その彼女の挫折は、5人の感情達ではどうしようもできない領域へと事態は急変。

感情よりも深い世界、イメージ、潜在意識の世界へと話が進みます。

 

これは現実世界でも同じです。

思考、感情など表面には現れていない潜在意識が人間を動かす根幹です。

 

潜在意識については、以下で紹介している本がおすすめです。

「潜在意識の使い方」を読んで、潜在意識を使うことが当たり前の時代になることを痛感

 

また、意識と潜在意識の世界から頭に向かう「考えの列車」が走っているのですが、その列車の荷台には「思い出(イメージ)」やごちゃごちゃになった「意見」と「事実」が積まれています。

「意見と事実は、区別がつかないのよ。」

というコメントも人間の仕組みを表しています。

 

男女の観ている世界の違いも出てきます。

このようにところどころに人間の仕組みが出てくるので子供だけでなく、大人も面白く勉強できる映画ですよ。

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