5歳児の娘の観点から観た「死」

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「人は、どうやって骨になるの?」

 

昨日、5歳の娘がいきなり僕に質問してきました。

娘にいろいろ質問してみたら、どうやら火葬場での出来事が強く印象に残っているようでした。

娘は、人の死の場面は、僕の父と奥さんのおばあちゃんのとき経験があります。

 

当たり前かもしれませんが、娘は、まだ人が死ぬということを理解できていません。

実際、人が亡くなった時は、「寝ている」と思っていたそうです。

そして、お通夜、お葬式とずっと寝ていて、火葬場に行く。

火葬場でお別れをし、棺は焼かれる場所へ。

娘は、ここで何であそこに入るのかと不思議に思ったそう。

数時間後、そこから出てきたのは、骨だけになっている亡くなった人。

この光景をはじめて見た娘は、号泣しました。

今まで寝ていた人が見たことがない骨になってしまったのだから当然ですね。

何と娘は、人は火葬場で焼かれて骨になることが「死ぬ」ということだと思っていたそうです。

 

子供だけでなく、他人の観点は、詳しく確認してみないと解らないものなのですね。

 

今回の件で、親の僕が大人の観点のままで子供の観点になれなかったこと、また、しっかりと人間の死について詳しく説明、交流をしなかったことを反省しました。

子供に人間の死生観を伝えるのは難しいですが、人間として大切なこと、少しづつ詳しく伝えていこうと思いました。

 

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