はっきりとした輪郭の中にも形のない世界がある

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僕は、あまり絵が上手ではなかったのですが、美術の時間が好きでした。

水彩画より、ポスターカラーで塗るデザイン画のようなハッキリする絵が好き。

漫画もハッキリした絵を好んで読みます。

 

今朝、イラストレーター:中村佑介さん2016年カレンダーを見ました。

表紙の龍(ゴジラ?)の日本列島と女の子の絵が脳裏に焼き付いて離れませんでした。

中村さんの絵をはじめて見たのは、神様のカルテの表紙で。

はっきりとした輪郭の中にも形のない世界(主人公の心)が表現されていて素敵だなと思っていました。

 

ほとんどの絵はそうかもしれませんが、中村さんの作品は何かが違うと感じています。

中村さんのインタビュー記事を読んで少しその理由を感じれました。

【中村佑介】イラストレーターに才能はいらない

 

ぼく達が見ている目の前の世界も、イラストと同じようなもの。

明確に外に輪郭があるように見えるけど、その本質は形ではありません。

形から形ではないものを感じる。

形ではないものを形で表現できる。

人間は、素晴らしい才能を持ち合わせていますね。

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