この世界に人間の脳しかないのか?

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脳は、生命維持をつかさどる器官だけでなく、今ここの目の前の世界を作り出している器官でもあります。

 

この世界に人間の脳しかないのか?

 

そんなことないですよね。

犬の脳、猫の脳、ヘビの脳…、昆虫にも脳があります。

それぞれの動物がそれぞれの脳を持っています。

 

ということは、人間が見ている、感じている世界は絶対ではないということです。

人間には、人間の世界、犬には犬の世界、猫には猫の世界があります。

 

つい自分の目の前に広がっている光景だけが世界であり、宇宙であると思い込んでしまいますが、違う世界、宇宙があるということなのです。

 

これは同じ人間同士でも全く違うのです。

自分とまったく同じポジションから見ている人はこの世に存在しないし、自分と同じ過去の人もいません。

 

脳は、今ここを自分が経験した過去のデーターで写し出しています。

これからも自分と同じ世界を見ている人は一人もいないということになります。

 

そんなことを言ったら、誰も共感してくれないし、自分を分かってくれないではないかと思うかもしれませんが、本当のことを言うとその通りなのです。

 

人間は、孤独な生き物。

ですが、それを超えることもできるのが人間なのです。

 

孤独を理解するのは寂しく、悲しいことですが、その過程を経て、本当の出会いに辿り着くことができる。

人間とは、本当に良くできた存在なのだと思います。

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