文字のしくみの凄さと問題点

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小説を読むってすごくないですか。

 

人間は、文字という記号からイメージを生み出し、

そして独自の世界をつくり、その中のストーリーを楽しむ。

 

それは、日々の仕事での文書やメール文、WEBサイトの内容も

同じようなしくみ。

 

人類は、文字という道具を生み出し、現実世界の理解、

独自の世界観をつくりだした。

また、文字を通し、自分以外の人たちと意思疎通をはかり、

知識を継承してきた。

どちらも文字が生み出した結果は素晴らしいものがある。

 

 

だけど、これからはその利点だけでなく、

問題点を理解していくことが重要になってきます。

 

それは、人それぞれ文字から生み出すイメージは別物、

違うものをイメージしているということ。

 

例えば、「アップル」という文字。

それを見たときに、果物のりんごをイメージする人。

iphoneのアップル社をイメージする人。

など、ぱっとみて、ふとイメージするものが、

それそれ違うんです。

 

そんなの当たり前でしょ。

と思いますよね。

 

そうなんですが、本当の問題はここからなんです。

「アップル」という文字をみて、果物のりんごをイメージした人。

そのりんごは、自分と自分以外の人のものでは、全然違うんです。

 

赤くて、丸い、枝がついている、などある程度は似ているかも

しれないですが、まったく同じではないんです。

これが、りんごという単語だから、大雑把に共通認識がとれている

ように感じているんです。

 

だったら、絵を書いて共有したらいい、となりますが、

自分がイメージしている「りんご」をそのまま、絵として書けるか

という問題もあります。

 

かりに、絵をかけたとしても、受け取る側は、そのまま受け取ることは

できない。

その人、独自のフィルターをかけて受け取ってしまうんです。

 

何が言いたいかというと、人間はありのままを受け取ることができない

ということです。

必ず、自分独自のフィルターを通してでしか、物事を受け取ることが

できないということです。

 

このことが、AI時代にものすごく大切になってくるんです。

AIはそのフィルターがないので、AI同士疎通交流をし、

どんどん進化します。

 

そんな中で人間同士は、この問題で疎通交流できないとなったら、

AIを使うどころか、使われてしまう立場になってしまう。

 

だから、いまは重要視していない、シンプルなこの問題を理解し、

突破していくことが求められています。

 

それについての話が聞ける、イベントがありますよ。

この日だけでなく、定期的におこなっているそうです。

 

科学技術の次の未来技術で描くAI時代の日本のアモール・ファティ in 名古屋
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