地球温暖化解決へ向けて、もう一つの方向性を具現化していく新技術nTech

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ぼくの実家は、兼業農家で代々稲作をしています。

物心ついたときから田んぼで遊んだり、田植え、稲刈り作業をしてきました。

 

今回、作業をしながら地球環境の変化を実感し、改めてその問題について書こうと思いました。

 

40年前と現在の地球環境の違い

生態系の変化

まず、身近なところから。

【40年前】

・田植え後:田んぼにはオケラゲンゴロウミジンコなどの生き物がたくさん。

・稲刈り時期:イナゴがたくさん。

 

【現在】

・田植え後:ゲンゴロウがわずか。

・稲刈り時期:イナゴはゼロ。見当たりませんでした。

 

イナゴは、温暖化が進むと大量発生するという話もあります。

ですが、地元ではむかし食用として多くの家で食べられていました。

むかしの環境の方が自然に近く、稲は今よりバイタリティーがあったと思いますので、イナゴは生態系を維持する上で必要な昆虫だったと考えられます。

 

気候の変化

・温度

気象庁|地球温暖化と十年規模変動

上記データーからみると1980年と2020年の40年間で約0.2℃ほど気温が上がっています。

ほんのわずかの気温上昇でも北極や南極の氷河が溶け、海面が上昇します。

海面が上昇すると、沈んでしまう都市や水害が発生しやすくなるなどの問題が起きてしまうんです。

 

・台風が増加傾向に

あと稲作してきた中で感じているのが台風が増加傾向にあること。

数年前、台風によって稲が倒れてしまい、収穫するのに本当に苦労しました。

 

日本の各地でもたくさんの被害が出ているのも問題です。

太平洋側接近の台風増加、東京は1.5倍 温暖化影響も

 

原因は地球温暖化

上記の地球環境の変化の原因は、地球温暖化によるものです。

地球温暖化とは、温室効果ガス(二酸化炭素、一酸化炭素など)が増え、地球の中の熱が逃げにくくなってしまうため起こります。

 

地球温暖化については以下のサイトの説明がわかりやすかったです。

地球温暖化って何? | 空気の学校 | ダイキン工業株式会社

 

このままだと、30年後の2050年には人間は地球に住めなくなるという警笛を鳴らしている人や団体が増えています。

 

現在の地球温暖化の解決策

この問題を解決するため現在では、

二酸化炭素を出さないために、

【個人では】

・エアコンをかけすぎない、温度調整

・電気の節約

・クールビズ、ウォームビズ

・エコカーに乗る

・なるべく公共交通機関を利用する

など

 

【国、企業では】

・気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)、京都議定書、パリ協定などを組み、温室効果ガスの排出量を抑える目標を決めて取り組んでいます。

・車メーカーでは、電気自動車の開発、普及。

 

また、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)を取り入れ、活動している企業が増えています。

 

地球温暖化問題の解決を促進させるもう一つの方向性

今までは、地球温暖化が起こった結果に対する対策を講じ、処置をしてきました。

これからは、地球温暖化を起こした原因を明確にし、そこを変化・バージョンアップさせていくことも必要です。

 

もちろん、今している対策も重要です。

両方の方向から解決へ向かえば、よりスピードアップした目標達成ができ、それ以上の効果も得ることができます。

 

では、地球温暖化の原因とは何でしょうか?

温室効果ガスが多くなっていること。

ですが、さらに追究すると、それを起こしたのは人間です。

人間自体の問題に行き着きます。

 

人間の何が問題かというと、『認識』です。

人間の認識は、五感覚でしていますが、実は部分的な情報しか取り入れていないんです。

また、人間観点の一方方向からしか物事をみることができません。

 

ですので、人間が便利な生活、環境になるようにと自分の外の環境を開発開拓してきました。

自然を開拓をし、農地にし、農作物を栽培、出荷したり。

自然から素材を取り出し、そこからモノ商品を開発、生産してきました。

 

また、人間の観点に固定した状態では競争心が生まれるため、国や企業の競争が起こり、大量生産、大量消費の時代になり、自然の浄化作用が追いつかず、環境汚染が起きてしまったのです。

 

これからは、人間の観点だけでなく、地球自然の観点、植物の観点、動物の観点になれること。

そして、その人間の認識領域の開発開拓をしていく産業も活性化させていくことが必要です。

 

科学技術から認識技術の時代、それは日本からはじまる

人類が誕生して、はじめて生まれた技術が農業技術です。

それまでは人間は、食物を求め住む場所を移動していました。

農業技術により、定住して食物を栽培することができるようになりました。

 

その後、産業革命が起き、モノを変化、運動、移動させる科学技術の時代になりました。

そして情報革命を経て、現代に。

 

いまは、AIの時代とも言われています。

あらゆるモノがインターネットにつながり、人工知能もそれにつながります。

ロボット技術も進化し、AIを搭載したロボットが世の中に増えてくる日も、そう遠い未来ではなくなりました。

人間のいままでしてきた大半の仕事がなくなるとも言われています。

このままいけば、地球温暖化問題だけでなく、人間の尊厳性の問題も出てくるでしょう。

 

いままでの人間の外、認識対象の開発開拓をする時代は限界にきています。

これからは、人間の内、認識主体の開発、開拓が必要な時代です。

 

それができるのが認識技術です。

nTech(認識技術)とは?

 

この技術は、一企業の技術にとどまらず、日本の技術だと開発者のNoh Jesu(ノ  ジェス)さんは言います。

なぜなら、日本で発見され、26年もの歳月を通し日本で開発され続けている技術だから。

また、日本文明の根幹ともつながる技術でもあるからです。

彼は、日本が世界の問題を解決していく使命をもっているということも発信し続けています。

 

まとめ

稲作の話から地球温暖化、そして新技術について話がかなり飛躍しましたが、いまの時代を生きるぼくたちが直面している問題です。

もう先送りできない状態にきています。

 

先日、以下の記事を読みました。

若者9割超が気候変動不安 「未来怖い」75%、政府批判も―10カ国調査

 

未来の子どもたちのために、今までない方向からの解決策も取り入れ、取り組んでいくこと。

それが今の時代を生きるぼくたちの使命なのではないかと実感しています。

 

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